ハ・ジョンナム|Jhonnam Ha

ハ・ジョンナム(韓国)

Jhonnam Ha(Korea)

長野県で生まれた在日コリアン3世。2017年から結婚し、韓国に移住。

2018年、偶然アンドンハンジ(韓紙)工房を訪問した後、曽祖父が住んでいたとする本籍地を初めて訪ねる。胸がいっぱいになり日本にいる両親に電話をした所、なんとその日は曽祖父の命日だと知らされる。先祖が導いてここまで来たという運命を感じ、ハンジ(韓紙)を使用した作品を作り始める。現在は日本の故郷である信濃大町の「松崎和紙」と「ハンジ(韓紙)」を自ら張り合わせ、唯一無二の「紙」を使用し制作、そしてパフォーマンスを行っている。 
主な主題としては、日本と朝鮮半島(韓半島)、そして在日コリアンの「境界」にいる多様化されたアイデンティティを探求し、文化·歴史的差異から起こる間隙を視覚化する作業を行っている。
近年は韓国を拠点とし、日本と韓国を行き来しながらの活動を行っている。
ずれはからずもぶれ(東京都美術館)、9月の記憶(韓国)イエローメモリー2023(韓国)、Baggatアートエキシビション(韓国)、信濃の国 原始感覚美術祭(日本 2015より)、コリアンディアスポラ- Hanji airplane (仁川アートプラットフォーム)、さどの島銀河芸術祭2021(日本)、「サゴントーク」無形のレジデンス#2 他。

https://www.instagram.com/jhonnamha

さどの島銀河芸術祭2021より