淺井裕介 ワークショプ 野生のドローイング
淺井裕介 ワークショプ
野生のドローイング
2022年8月28日(日)13:00~15:00
内容:描く行為そのものの追求、描くとはどういった運動だろう?難しいことを考えず、思うままに夢中になって遊んでいた子供の頃のように、身体を思いっきり使ってみんなで絵を描きます。今回は呼吸をテーマに、線を引いてみたいと思います。
会場
信濃公堂(信濃木崎夏季大学)
参加費
¥1,500
講師
淺井裕介
用意するもの
汚れてもいい服装、根気
条件:15才以上
※昼食は、信濃公堂で料理の出店を予定しているのでご利用ください。
■呼吸についての覚書
朝起きて眠るまでに人は何回の呼吸をするのだろう?
1分、2分と意識して数え続けるには限界があり、そもそもそんな風にして普段無意識でしている最たるものである呼吸を意識する事で不自然な呼吸になってしまう気もする、そこでちょっとネットで調べてみると、成人男性で一日に約2−3万回呼吸をしているというデータが出てきた、計算すると1分間に約14ー21回ということになる。そうすると3ー4秒に一回くらいか、そう考えてみると呼吸に限らず、まばたきなんかもまず意識していないけれど、実はこれらのことって心臓や内臓とは違い意識して動かすことができる器官でもあることが不思議に思えてくる。なぜ、全自動でないのだろう? その辺りのことは作品作りの大事な事の一つとして「何度でも日常を見つめ直すこと」だと思っている自分にとって大変興味深い現象です。さてそこで、ちょっと強引につなげてみますがこの最も無意識にしている呼吸というものを一つの素材と捉えて今回ドローイングをしてみたいと思います。皆がマスクをする日常が始まって2年以上が経って、マスクなしの生活も制作も公には随分しにくくなった中で、少人数で無呼吸状態の時にのみ描いた線を集積する試みをしたいと思います、やり方は直前にお話ししますが空間の中で生まれてくる形、線、点を意識しつつも、自分の中の呼吸も意識して線を引いていきます、自分の中からだけでなく他者の引く線や体の使い方、空間とのコミュニケーションの取り方などをよくよく観察し、安全/健康に注意しつつも短い時間の中ですが出来る限り全力?を振り絞りこれまでみたことのない線をより多く発見するような時間を作れたらと思います。
淺井裕介は自分の兄です 兄は小さい頃からずっと絵を描いていました 絵のためにガラケーをよく壊していましたし 食べるものも絵のためにありました 手足や服、なんにでも描いていました 学生服は絵の具まみれでした 私はそれをずっとみてました そんな兄も日本を代表する画家になりました 大町で絵のワークショップをします 呼吸によって 次の手が変わることで 絵が変わるのは 次の選択をするあなたが 今を生きてることです ここでこの野生のドローイングを体験してください これから先のために
企画 淺井真至
申し込み・問合せ
NPO法人原始感覚舎
〒398-0001 長野県大町市平10901西丸震哉記念館内
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※お申し込みの際、タイトルに必ずワークショップ名をお書きください。
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