信濃の国 原始感覚美術祭2021−水のたまゆら
開催期間
2021年8月27日[金]、28日[土]、8月29日[日]
開催予定地
長野県大町市 木崎湖畔、信濃公堂、西丸震哉記念館、美麻爽風館、木崎湖POWWOW、常盤の家ほか
主催
NPO法人原始感覚舎
共催
西丸震哉記念館
アートディレクター
杉原信幸
プログラムディレクター
森妙子
コーディネーター
中村綾花、草深将雄
助成
令和2年度第3次補正予算事業 コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 第2次新型コロナウイルス特別助成(現代美術分野)
公益財団法人 朝日新聞文化財団(2020年)
水のたまゆら
12年目の開催となる信濃の国 原始感覚美術祭は、「水のたまゆら」をテーマに開催します。 原始感覚とは、過去でも未来でもなく、今そのものに立つことであり、「たまゆら」という刹那の今をテーマにした祭を開催することで、訪れる人全てが、あらゆるかたちの表現者であることを思い出すことができる祭りを目指します。
原始感覚
真摯に自然と向きあう時、人は感覚の原始へと還っていく、その時におのずと生まれる態度が美であり、その術として 美術があります。自然というのは、外に広がる世界だけではなく、自らの身体の中に連綿と受け継がれる生命としての自然も含まれます。縄文時代から受け継がれる生活の中にあたりまえに美のある在り方こそが、本当の豊かさであり、北アル プスの荘厳な自然に抱かれる木崎湖畔で滞在制作を行い、その地に暮らす人と出会うことでしか生まれえない表現を創造することによって地域の“文化”を生み出していきます。それは、外部と地元が出逢い、アートと伝統、都市と地方を結ぶ、文化の境界域としての祭を生みだすことです。