特定非営利活動法人 原始感覚舎
目的
この法人は、長野県を主な活動の場として、自然と共に生きる叡智としての原始感覚を呼び覚まし、アートプロジェクトの企画・運営、アート、デザイン、食、写真、建築など、美のある豊かな生活空間を創造することによって、すべての人に表現の機会と文化創造の場を提供し、まちづくりの推進や信濃の地の魅力を発信し、広く社会貢献することを目的とする。
活動内容
文化・芸術イベント・ワークショップ等の企画・制作・運営事業文化・芸術の普及に関する人材の発掘・育成事業文化・芸術施設の管理・運営の受託事業文化・芸術に関する情報の発信及び広報活動事業文化・芸術を活動の核とした、まちづくりのための実践、空き家再生事業文化・芸術に関する連携、交流及びサポート活動事業
事務所所在地
〒398-0001 長野県大町市平10901番地
代表者
杉原信幸
Tel/Fax
0261-22-1436
役員(令和5年4月13日現在)
理事長 | 杉原信幸 |
副理事長 | 森妙子 |
理事 | 中村綾花 |
理事 | 山本晃司 |
理事 | 河専南 |
理事 | 淺井真至 |
理事 | 草深将雄 |
監事 | 岡部昌平 |
NPO法人原始感覚舎について
真摯に自然と向きあう時、人は感覚の原始へと還っていく、その時におのずと生まれる態度が美であり、その術として美術があります。自然というのは、外に広がる世界だけではなく、自らの身体の中に連綿と受け継がれる生命としての自然も含まれます。縄文時代から受け継がれる生活の中にあたりまえに美のある在り方こそが、本当の豊かさであり、北アルプスの荘厳な自然に抱かれる木崎湖畔で滞在制作を行い、その地に暮らす人と出会うことでしか生まれえない表現を創造することによって地域の“文化”を生み出していく、それは、外部と地元が出逢い、アートと伝統、都市と地方を結ぶ、文化の境界域としての祭を生みだすことです。
中期縄文文化の中心地であった信濃の国の木崎湖畔に国内外の作家を招聘し、滞在制作を行うことで、民俗学者の折口信夫が提唱した年に一度海を越えてやってくる来訪神「まれびと」を招聘作家に重ね、アーティスト・イン・レジデンスを継続的に行うことで、国際的な原始感覚のネットワークとムーブメントを生み出す拠点つくりを行っています。
探検家・食生態学者の西丸震哉の記念館を中心に、木崎湖畔で、無農薬のお米作りを行う農家の心意気に惹かれて集まった仲間たちが、大地とともに生きる「生活における花」としての祭を2010年より作り上げてきました。原始感覚をキーワードに、ジャンルを越えた表現者を招聘し、地元作家や住民との交流を深め、その土地に生きる人と出逢い、その地でしか生まれえない作品制作と、公演・ワークショップを行い、社会の中で疎外感を感じてしまうような弱者を受容し、大自然や農業など、命とふれあう経験を通じた創造の現場を共にすることで、一緒に成長を遂げていくことができるような豊穣な場が生まれています。その活動を日常へと開いていくことで、都市の分業化によって、分かたれてしまった生活と表現を一つの文化として甦らせ、生活に生きる表現の結ぶ地域の在り方によって、貨幣中心ではない本当の豊かさを生み出します。地元に生まれ育った人と、その地を愛し住み着いた人自らが企画を行い、表現者とともに文化を創ることによって、地元に愛され、他の地域から人を集められるような力をもった地の方言としての祭を生み、都市と地方の文化の交換、交歓、交感の出逢いの場をひらきます。
理事長 杉原信幸
流木水舎(西丸震哉記念館内の事務所)
定款
事業報告書・財務諸表等
令和4年度事業報告⇒Download
令和4年度事業経費⇒Download
令和3年度事業報告⇒Download
令和3年度事業経費⇒Download
令和2年度事業報告⇒Download
令和元年度事業報告⇒Download
令和元年度事業経費⇒Download
平成30年度事業報告⇒Download
平成30年度事業経費⇒Download
平成29年度事業報告⇒Download
平成29年度事業経費⇒Download
貸借対照表
令和4年度貸借対照表⇒Download
令和3年度貸借対照表⇒Download
令和2年度貸借対照表⇒Download
令和元年度貸借対照表⇒Download
平成30年度貸借対照表⇒Download
平成29年度貸借対照表⇒Download
企画・企画協力
- 信濃の国 原始感覚美術祭
- 信濃の国際 原始感覚アーティスト・イン・レジデンス(SP-AIR)
- 信濃大町あさひAIR
- まつしろ現代美術フェスティバル
- 信濃大町「まれびとの地」アーティスト・イン・レジデンス
- 縄文巡礼
- 大楠さんと源流祭
2022年
信濃の国 原始感覚美術祭2022-水のことぶれ
信濃大町あさひAIR2022-おもいっきり水
受託事業
2021年
信濃の国 原始感覚美術祭2021-水のたまゆら
縄文巡礼
共催事業
大楠さんと源流祭
共催事業
第17回 まつしろ現代美術フェスティバルー路の記憶
共催事業
2020年
信濃の国 原始感覚美術祭2020-山の清め、水の面
波の方舟 杉原信幸作品集/台湾原住民文化リサーチ
ACCフェローシップによる台湾調査の記録集制作
2019年
信濃の国 原始感覚美術祭2019ー水のうぶすな
信濃大町あさひAIR2019夏
受託事業
第15回 まつしろ現代美術フェスティバルー泉水路ラボラトリー
共催事業
2018年
信濃の国 原始感覚美術祭2018ー水のハレとケ
信濃の国際 原始感覚
アーティスト・イン・レジデンス
(SP-AIR)
第14回 まつしろ現代美術フェスティバルー泉水路
共催事業
信濃大町「まれびとの地」
アーティスト・イン・レジデンス
企画協力
2017年
信濃の国 原始感覚美術祭2017ーみのくちまつり
2016年
信濃の国 原始感覚美術祭2016ー地は語る、水のかたりべ
2015年
信濃の国 原始感覚美術祭2015ー水まつりうみ
2014年
信濃の国 原始感覚美術祭2014ー水のうたがき
2013年
信濃の国 原始感覚美術祭2013ー水のまれびと
2012年
原始感覚美術祭2012
2011年
原始感覚美術祭2011
2010年
湖畔の原始感覚美術展
活動歴
2008年4月 | 原始感覚美術祭実行委員会設立 |
2010年 | 「湖畔の原始感覚美術展」開催。公益財団法人朝日新聞文化財団助成 |
2011年 | 「原始感覚美術祭」開催。平成23年度長野県地域発元気づくり支援金事業 |
2012年 | 「原始感覚美術祭2012」開催。平成24年度長野県地域発元気づくり支援金事業、公益財団法人野村財団助成 |
2013年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2013-水のまれびと」開催。 平成25年度長野県地域発元気づくり支援金事業、知事表彰と長野県元気づくり大賞受賞 |
2014年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2014-水のうたがき」開催。平成26年度大町市きらり輝く協働のまちづくり事業、公益財団法人花王芸術・科学財団助成、公益財団法人アサヒグループ文化財団助成。アサヒアートフェスティバル2014参加 |
2015年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2015-水まつりうみ」平成27年度大町市きらり輝く協働のまちづくり事業。公益財団法人福武財団助成、公益財団法人アサヒグループ文化財団助成、アサヒアートフェスティバル2015参加 |
平成27年度文化庁 文化芸術の海外発信拠点形成事業「信濃の国際 原始感覚アーティスト・イン・レジデンス(SP-AIR)」 | |
2016年 6月16日 | 特定非営利活動法人原始感覚舎を設立。 |
「信濃の国 原始感覚美術祭2016-地は語る、水のかたりべ」を開催。 平成28年度大町市きらり輝く協働のまちづくり事業。公益財団法人福武財団助成、公益財団法人朝日新聞文化財団助成、公益財団法人アサヒグループ文化財団助成、アサヒアートフェスティバル2016参加 | |
2017年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2017-みのくちまつり」開催。損保ジャパン日本興亜「SOMPO アート・ファンド」(企業メセナ協議会2021 Arts Fund)、公益財団法人福武財団助成、公益財団法人朝日新聞文化財団助成。 |
「旅する原始感覚―ストーンサークルフィールドワーク」(アイルランド、UK、スウェーデン) | |
2018年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2018-水のハレとケ」開催 |
「信濃の国際 原始感覚アーティスト・イン・レジデンス(SP-AIR)」 平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業。台湾、花蓮日日スタジオとの交換レジデンスを行う。 | |
「第14回まつしろ現代美術フェスティバル―泉水路」共催。平成30年度長野県地域発元気づくり支援金事業 | |
2019年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2019-水のうぶすな」10周年記念開催。公益財団法人朝日新聞文化財団助成 |
信濃大町あさひAIR2019夏(北アルプス国際芸術祭実行委員会主催)の受託事業を受けコーディネートを行う。 | |
「第15回まつしろ現代美術フェスティバル―泉水路ラボラトリー」共催。平成31年度長野県地域発元気づくり支援金事業 | |
2020年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2020-山の清め、水の面」開催。公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 新型コロナウイルス特別緊急助成。文化庁 文化芸術活動の継続支援事業 |
「波の方舟 杉原信幸作品集/台湾原住民文化リサーチ」杉原信幸のACCフェローシップによる台湾調査の記録集制作。文化庁 文化芸術活動の継続支援事業 | |
2021年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2021-水のたまゆら」文化庁 令和2年度第3次補正予算事業 ARTS for the future! コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業。公益財団法人 小笠原敏晶記念財団 第2次新型コロナウイルス特別助成(現代美術分野)。公益財団法人朝日新聞文化財団助成 |
「原始感覚獅子舞一座初巡業」杉原信幸×中村綾花の高松アーティスト・イン・レジデンス2020にて高松市兵庫町商店街の紺屋町コトマスはなれで行う。文化庁 文化芸術活動の継続支援事業 | |
「海山の出会い―大楠さんと源流祭2021」共催(香川県三豊市) | |
「縄文巡礼2021」共催。原始感覚獅子舞一座巡業公演 in 青森(青森県北津軽郡鶴田町歴史文化伝承館) | |
2022年 | 「信濃の国 原始感覚美術祭2022-水のことぶれ」令和3年度補正予算事業 AFF!2(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)。公益財団法人朝日新聞文化財団助成 |
信濃大町あさひAIR2022-おもいっきり水(北アルプス国際芸術祭実行委員会主催)の受託事業を受け、信濃大町AIR事業コンソーシアム(NPO法人原始感覚舎、麻倉Arts&Crafts)としてコーディネートを行う。 | |
瑞雲庵における若手創造者支援事業2022 春「うつろを編む」杉原信幸×中村綾花。共催(瑞雲庵、京都) | |
2023年 | 原始感覚一座初海外公演、マレーシア、クアラルンプールのThe Museum of Asian Art, University Malayaで開催されたThe Ancestral Path – Jalan Nenek Moyangのオープニングイベントで、原始感覚一座の初海外公演を行う。 |
問い合わせ
NPO法人原始感覚舎
〒398-0001
長野県大町市平10901番地 西丸震哉記念館内
Tel&Fax 0261-22-1436
E-mail primitivesenseart@gmail.com